八頭中学校の職場体験学習「ワクワク八頭中」を受入れました。 - 八頭中央森林組合

5月16日から18日の3日間、八頭中学校2年生の職場体験学習「ワクワク八頭中」を受入れました。
新緑眩しい好天の中、今年は3名の生徒さんが森林組合の仕事を体験してくれました。



初日、国産材加工場で場内を見学し、地元から伐出された木材が様々な形に加工され、剥がされた樹皮や加工過程で出たおが屑までが利用されていることの説明を受けたあと、杭木の加工や板材のプレーナー加工の作業を実際に体験してもらいました。

慣れない作業で最初は恐る恐るでしたが、職員のアドバイスを受けながら徐々にコツを掴んで真剣に取り組んでくれました。



二日目、森林整備センターが行う水源林造成事業の分収造林地に入り、事業の案内看板を立てる作業をしてもらいました。
この日は気温が30度近くまで上がり、日陰で休憩したり、こまめに水分補給をしながらの作業となりました。






最終日、佐治町高山の山林で施業予定地の毎木調査を体験してもらいました。

毎木調査とは、対象森林にいくつかの区画を設けて区画内の木の樹種名や胸高直径、高さを測定する調査のことで、今回は材積量を把握する目的で行いました。

一日中、山の中を歩き回って作業した帰りの車中、さすがに疲れた様子で眠くなる場面も、、、3人とも、お疲れさまでした!




今回の職場体験学習では、地域に根差して活動している森林組合の仕事を体験し、また、自分たちの住む地域の周囲の山々から切り出された木材がどのように利用されているかを学んでもらいました。

この体験を通じて、地域のことを知り、どのような思いをもって林業に携わっているのかを知ってもらうことで、自分たちの将来を考えるきっかけになればと思います。

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